リック サクライは何者？

リック・サクライ。映像のためのオリジナル音楽を手がける、日系アメリカ人の音楽作曲家です。彼にとって音楽作りは、色鮮やかな絵を描くようなもの。メロディーやハーモニー、楽器一つひとつが“音の色”として、作品に命を吹き込んでいきます。

リックはただの作曲家じゃありません。世界中のブランドとコラボしてきた、受賞歴もある音楽プロデューサー。ジャンルもスタイルも自由自在で、「音楽ではなんでもできる人」として知られています。（音楽以外では苦手なものが多いです。涙）

バークリー音楽大学を卒業後、ニューヨークのJSM Music Inc.でプロの作曲家としてキャリアをスタート。2011年にはCrayon Music Studioという自分のスタジオを立ち上げ、いろんな国のブランドと音楽を作ってきました。そして2015年、日本を拠点に、さらに活動の幅を広げています。

2017年からは、世界最大の音楽エージェンシー「MassiveMusic」に加わり、現在はマネージングディレクター兼クリエイティブディレクターとして活躍中。チームを率いながら、次々と面白い音楽プロジェクトを仕掛けています。

音楽の仕事だけじゃなく、2018年のClio Awardsや2024・2025年のAICP Awards、CICLOPE APAC 2025など、世界的な広告賞の審査員も経験。音楽だけじゃなく、クリエイティブ全体に深く関わっている存在です。

あの有名な「Call of Duty: Ghost」のトレーラー、観たことある人も多いかもしれません。YouTubeで3300万回以上再生されてるあの映像も、実はリックの音楽なんです。

そしてなんと、ボストンにある「Spike's Junkyard Dogs」でホットドッグの早食い記録を持っているという、意外な一面も！

音楽への情熱とユーモアたっぷりの人柄で、世界中のリスナーやクライアントを魅了しているリック・サクライ。ぜひ彼の音楽の世界をのぞいてみてください。一音一音に、きっと心を動かされるはずです。

審査員歴

• 2025年 CICLOPE Global（ベルリン）

• 2025年 CICLOPE APAC（アジア太平洋地域）

• 2025年 AICPアワード（ニューヨーク）－ 音響ミックス（60秒以下部門）

• 2024年 AICPアワード（ニューヨーク）－ オリジナル音楽部門

• 2018年 Clioアワード（ニューヨーク）－ ミュージック＆サウンド部門

受賞歴

• 2025年 カンヌライオンズ
  ASUNIWA - SATO 2531

  • クリエイティブ・データ部門：カルチュラル・エンゲージメント（金賞）

  • クリエイティブ・ストラテジー部門：データ＆アナリティクス（金賞）

  • PR部門：リサーチ、データ＆アナリティクス（銀賞）

  • PR部門：シングルマーケット・キャンペーン（銅賞）

  • クリエイティブ・ストラテジー部門：カルチュラル・エンゲージメント（銅賞）

• 2025年 ニューヨーク・フェスティバル広告賞
  Yamaha - Knock Turn

  • オーディオ／ラジオ：クラフト部門 ユーモアの活用（銅賞）

• 2025年 ホワイト・スクエア・フェスティバル
  Yamaha - Knock Turn

  • データ活用クリエイティビティ（銀賞）

• 2025年 スパイクス・アジア
  ASUNIWA - SATO 2531

  • The Award for Change（グラス・スパイク賞）

• 2022年 The One Show
  ASICS - Find Your Speed

  • クリエイティビティ賞

• 2021年 ACC賞
  ヤマトホールディングス「普通のカフェ」「新米パパ」「おばあちゃんと処方箋」

  • フィルム部門（金賞）

• 2021年 ニューヨーク・フェスティバル広告賞
  PANTENE - #Pride Hair

  • ブレイブ・ワーク／ブレイブ・クライアント（銀賞）

• 2021年 スパイクス・アジア
  Netflix - The Massacre of Kingdom

  • エンターテインメント部門（銀賞）

• 2021年 D&AD賞
  Money Makes Money - Remixes for Goods

  • ラジオ＆オーディオ部門（ウッドペンシル賞）